YAMAHA FG-412 白ラベル Custom Shop 極上品 1998年製 28,500円

Posted by 関 浩一 on 2018年3月30日
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製造から20年を経て、乾き切った鳴りの良いFG-412です。

ギターの命であるネックの状態も上々で、もちろんバインティングの剥がれやトップ浮きも無く、20年を経た中古ですから画像をクリックして拡大画像にしても判らないような小さな傷や打痕は有るもののご覧のように、大変綺麗なものです。

 

トップ浮きは無いものの、ネックは順ぞりで12フレット6弦で4.0mm1弦で3.0mm程度有りましたので、これは弾きにくい。トラスロッドを真っ直ぐからやや順ぞりに調整を加えて、それでも12フレット6弦で3.3mm/1げん1弦で2.4mmと、それでもまだ少しだけ初心者だと弾きにくいので、リペアする事としました。まあ普通の新品のアコースティックギターであってもこんなものなんですが、CIKカスタムショップを名乗る私はここで満足する訳にはいきません!『出たー!偉そうに!?』はい、すいません!(笑)

やはり、限界的に弾き易くするのが、私のモットー。

ある程度ギターテクのある方は、これでも余裕で充分弾きこなせるんだと思いますが。。。

でも、私の経験では、特に初心者の方々に挫折して欲しくない。ギターを始めたがしばらくして挫折して辞めてしまう方々を多く見てきた私は、その中でもハイコード(バレーコード)で挫折する方が、余りにも多い事に気づき、Webショップを始めた訳ですから。また、中級者でも弾き易いギターを手にする事によって、上手くなったと思いこんで、ギターテクがますますレベルアップするんですね。。。私が奏でしたから。(笑)

そして、初心に帰りカスタマイズすることにしました。

ご覧の様に、フレットの錆取と防腐剤塗布や、ネック調整、サドル研磨、指板清掃&指板ブリッジへの保護剤塗布、ボディーポリッシュ仕上げ、などなど・・・

大変使い易く綺麗なギターに仕上がりました。

トップ材には、定番のスプルース。またバック・サイド・ネックには、ナトーが使って有ります。ナトー???北大西洋条約機構の事?いやいや、残念ながらそのNATOではありません。(笑)

バック・サイド・ネックの良く使用される人気の素材です。ナトーとは、ナトー・マホガニーと一括りに呼ばれる位に、性質が良く似ている所以で、例えばマーチンのD-18や何発売されて何十年経った今でも超人気でロングセラーのギブソンのJ-45のも代表されるように人気のマホガニー材と最もよく似たジャラ~ン♫とゴージャスな音色で、素材でその木の持つ特性、性格を木目もとても良く似ています。

その木工製品製造業者の中でも一つの基準にされ、マホガニー材それを表したものが気乾比重です。

因みに、マホガニー材の気乾比重は0.66に対し、ナトーは0.65と極めて似通っています。

最近は、特にその高級素材のマホガニー材もナトー材もほぼ枯渇状態で、今では殆ど輸入出来なくなってしまいました。

特にこのFGにも使用してある、高級素材ローズウッドは今年から日本には完全に輸入出来なくなってしまい、そして歴史上初めて輸入量は0です。

世界の絶滅危惧植物の事を考えると、ワシントン条約はとても正しい事だとは思いますが、、、結局はもう、日本では良い音色の出す高級素材を使ったギターは、もう作れなくなってしまって様ですね。。。悲しい事です。

でも、大丈夫です!私がいますから?!(‘◇’)ゞ

良質な高級素材で製作していた頃の古い価値あるギターを、皆さんに提供し続けますか

ら・・・命の限り。でもあと何年生きられるか・・・(笑)

 

スペック

トップ:スプルース

バック:ナトー

サイド:ナトー

ネック:ナトー

指板 :ローズ ウッド

ブリッジ:ローズウッド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

付属品:ハードケース

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リペア&カスタマイズ風景

トラスロッドを済め付けてネックを真っ直ぐにしても、これだけ弦高が高い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、トップ浮きはしていないし、サドル高も新品時のままなので、サドルを研磨して弦高をさげてやる事に・・・その前にせっかくだからに塗装の艶ボケや小傷を取ってやる事にしましょう!ピッカピカにするぞ~!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バックが特に小傷が多かったので、少し深い奴は1500#の水研ぎサンドペーパーで削り中目のコンパウンドで手で磨き、最後は超極細コンパウンドでポリッシュ仕上げ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度は、ペグの点検調整と給油。やはり20年も経つと気が痩せてペグを止めているナットが、90度から180度緩んでいました。(^_^;)

それから、ロトマチックぺぐはトルク調整が出来るので、6個とも均一に調整してやります。これもやはり2個のペグが緩んでしまってました。このまま使い続けると、シャフトが折れてペグは壊れてしまいます。

トルク調整はペグのつまみの先端にあるビスを目いっぱい締め付けた後、約90度位緩めてやり、ペグをテンションが掛かっていない状態でクルクル軽く回るのでは無く、少し抵抗がある様に調整します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペグ裏のビスもやはり緩んでおりました。そして、指板の手垢やホコリをアルコール配合洗剤を使って汚れ落とし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、フレットの錆取作業&鏡面仕上げ。これって錆びてるのがみっともないからだけではありません。、弦の寿命を縮めるし、チョーキングなんかしたら弦が直ぐに切れてしまうからです。その後は、指板保護剤のアレンジオイルと、金属保護剤配合のカルバナワックスを塗布。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレンジオイルを充分に指板に擦り込んでから、染み込ませる為放置。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はサドルを研磨。6弦側で9.0mm、1弦側で7.5mm有りますから、均等に0.5mm程度削ってやることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノギスで何度か幅を測りながら、力をサドル全体にバランス良く均等に研磨してやります。おっと!忘れかけていました!!!指板と同じで塗装が施して無いローズウッドのブリッジの木にも、オレンジオイルを!これで木に優しい天然素材のレモンオイルやオレンジオイルで保湿をしてやらないと、、、30年40年経ったギターで、ブリッジピンのピンとピンの間のブリッジが割れているのが多いんですね。。。ギターを買ったあと何もメンテナンスしないからです。可哀想に・・・そんなギターを見ると、思いやりの欠片も無いユーザーに使いっぱなしでメンテナンスもしないで乱雑に扱われ、無残な姿を見た時にホント、悲しくなります。ギター(木)は伐採後も生きているんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に手に取って下さるユーザーが見つかって、その方にたとえ小まめにメンテナンスして貰えなくっても大丈夫なようにと、ヘアードライヤーで温めて指板やブリッジのローズウッドの充分染み込ませてやります。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラスロッドで調整しても、12フレット6弦で3.3mm/1げん1弦で2.4mmあったものが、0.5mm減の6弦で2.3mm/1げん1弦で1.4mmと相当弾き易いギターに仕上がりました!!!(‘◇’)ゞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

付属品:ハードケース
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