YAMAHA/ヤマハ FG-151 超美品 CIKカスタムショップ 18,000円
1975年から製造され、40年以上経た美品オレンジラベルFG-151が入荷しました。
やはりオレンジラベルは、状態の良いギターがある!明るくダイナミックサウンドを持ち、フォークソング(ニューミュージック)に代表されるストローク プレイやアルペジオ等の弾き語りに、ど真ん中で向いています。
トップ材は当時良質なエゾ松の合板、サイド&バックはアフリカンマホガニー合板を使用しており、大変ボリュームのあるボディ鳴りしています。
そして、ヤマハFGは、初期のライトグリーンラベル、赤ラベル、グリーンラベル、オレンジラベル、ベージュラベル、白ラベル・・・と変化・進化してきましたが、やはり一番人気が赤ラベルですが。。。
その中で一番赤ラベルに近い鳴りでは?と思わせます。
寸法もFG180赤ラベルとほぼ同寸法。
特に人気のFGに関しては、思い思いの事をネット投稿している方もいらっしゃいますが、僕の経験上けっこう眉唾のところがありますね。。。その辺私は実際手に取って確認して見ないと納得できない性格で、今まで200本以上のギターを買い付けては箏あるごとに数本同じメーカーの弦を張り替え同条件で、弾き比べてきました。
特にFGは発売当時から庶民的な価格設定の割には、とても良い音が出ますのでいまだに人気は衰えていないで、特に最近は新しいギターよりもビンテージギターが新品のギターを上回り圧倒的に人気を博しています。
まあ、ゆずがFG-180の赤ラベルを使っていて、ヤマハがゆずの為にFGを新たに製作してから特にと言ってもいいんですが。。。
で、赤ラベルに一番近いのは黒ラベルでもない、グリーンでもオレンジでもない、グリーンラベル以降特にオレンジラベルが全般的に単板の鳴りに近くなるように設計されていると思います。
しかし何故オレンジラベルのFG-151が近い音が出るのか?変ですよね?
グリーンラベル以降ネックが太く厚みがあったりオレンジラベルになると特にトップやサイドバックの板に厚さが厚くなっているんですね。。。しかしこの151は板が赤ラベルのように薄め!
ある意味チープな合板の爆鳴りは、チープな薄い板を使わないと爆鳴りしない!て事です。お分かりですよね?ギターは弦が震えてその振動(音)がトップ板に震度が伝わり、そしてバック、サイドとに反射及び共振してサウンドホールから、ハーモニクス(倍音)が出てくる構造何ですね。
その共振する板が厚ければ厚い程、重ければ重い・・・当然振動しにくくなる訳です。
例えば、スピーカーに例えると振動するコーンを厚くして重くなった材料を使うと、空気の振動やレスポンスが悪くなるのは、当然ですよね?
【コンディション】
画像でもご覧のように、まったくと言って良いほど使用感は有りませんし、そして極めて保管状態が良い1本です!フレットも減りも無く、また指板もご覧のように黒檀(エボニー)のように目の込んだ良質な木材が使用してあります。そして40年以上経ってもまだまだ進化します!保管状態が良いので、トップのエゾ松もまだ真っ白ですから引き込んで、日光にドンドンあててあめ色になってくるともっともっと爆鳴りするようになり、重低音が更に出るようになりますよ~!サドルもまだまだ余裕があります。
また、この手のビンテージ物は殆どが1トップが浮いてネックも曲がっていて、12F5.0mm~7.0mmが多いんですが、このFGは入荷時12フレット4.0mm程度ととても状態も良い状態でしたが、弾き易くんするためにブリッジは一切削らずに少しメタボ(トップ板浮き)も0.0mmに近く私が開発した温冷法を使い修正し、サドル研磨、トラスロッド&ネック調整、フレット擦り合わせ&フレット磨き、ナット調整、ペグ分解調整給油、等々・・で12F2.2mm程度にして、新品時よりもいい音で引きやすいギターにリペア&カスタマイズしました!
ビビりや音詰まりは有りませんが、激しくストロークすると多少ビビりが出ますが、トラスロッドで少し順反り気味にして2.5mm位にしてやると完全にビビりは無くなると思います。
また、画像のトップ板の色を見てももお分かりだと思いますが、新品のように綺麗な物です。これから日焼けさせれば、飴色に変色していきドンドン乾いた良い音色になっていくことでしょう。。。
最近ヤフオクでまたトラブりまして、、、まあ、ギターのギの字も知らないリサイクルショップや、ノークレームノーリターン現状言って楽器店に買取を断られた物や、リペアショップに断られたゴミギターを平気で売っているヤ〇〇ク!特にネット販売のユ〇〇ドネットさんは最悪!!!
ハ〇〇オフさんなんかも、500円や1,000円で買い取っては1万・2万円で平気で売ってるんですからたまったもんでは有りません。。。
どんな商売も儲からない現代、史上最高売り上げを誇り、とてつもない利益を出して全国的に増殖している商売がリサイクルショップ。正当に価値の有るものを売ってお客様に喜ばしながらなら、まあ暴利をむさぼっていても文句は言えませんが、使い物にならないゴミを数万円数十万円で売ってるんですから。。。
リサイクルショップは、まだ文句を言えば返品に応じてくれるところも多いんですが、ヤ〇〇クは、応じてくれないところも多く、僕も何度かはめられました!記載事項をちゃんと読んで下さい。上手く逃げるための口実が書いてありますよ。。。(◎_◎;)今もヤ〇〇クでハメられたギターのゴミの山が。。。
騙されたのを解っている人はまだ良いんですよ~!、「ちょっと弾きにくいんですけど見て貰えますか?とか、弦がビビるんですけど?」とか、良い音出るんですが弾きにくいんですけども?と言って相談に来られる方のギターは、逆反りで真っ直ぐやや順ぞりにすると12Fで6.0mm・・・トップ浮はみんな有りますが、それだけならまだしも加えてネックの捻じれ、ネックの元起き、ペグ不良。。。これじゃあ使い物にならないほとんどがリサイクルショップやヤ〇〇ク購入者です!!!騙されているのを解っていない!最近ホントに多い。当店に持ち込まれるギターは、残念ながら殆んどが本来ならゴミです。
ヤフオクで購入する場合は、ゴミだと思って入札しましょう!ご自分でリペア出来ない人は、やめた方がいい。運よくまともな物が来たらラッキー!です。私の経験で20~30年以上経ったギターは、まともに使えるものは無い!と言い切っても良いと思いますので、見た目が綺麗そうだからと言って入札しないことですね・・・
で、まあいずれにしても・・・ってな訳で、騙されて泣き寝入りしている人が余りにも多いのにビックリさせられます。。。そんな方は、CIKカスタムショップで買いましょう!あはは、無駄なお金は使わせませんよ~(^▽^;)
スペック | ||
パーツ | 材料 | |
1 | トップ | えぞ松 |
2 | バック | マホガニー |
3 | サイド | マホガニー |
4 | ネック | ナトーマホガニー |
5 | 指板・ブリッジ | ブビンガ |
6 | ナット・サドル | ユーカリ樹脂 |
付属品:ソフトケース
ご購入ご希望の方は、こちら
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リペア&カスタマイズ画像
簡単なトップ浮き修正は、施工しました。
後は下記の通りです。
メンテナンス記録 | ||
項目 | 施工及び結果 | |
1 | ナット加工及び、弦高調整 | 施工/〇 |
2 | ナットサスティーン向上加工 | 〇 |
3 | サドル・ブリッジ調整及び、弦高調整 | 〇 |
4 | トップ浮き修正(温冷加工法) | 施工/〇 |
5 | 指板清掃調整及び給油メンテナンス | 施工/〇 |
6 | フレット摺合せ加工 | 〇 |
7 | フレット磨き及び錆止めコーティング | 施工/〇 |
8 | ネック反り調整及び、弦高調整 | 施工/〇 |
9 | ペグ脱着オーバーホール調整給油 | 施工/〇 |
10 | PU・ポット・SW・ジャック等電装機器接触不良点検修理 | – |
付属品:ソフトケース
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