ヤマハ/YAMAHA 赤ラベル FG-140 ハードケース付き  ¥29,800

Posted by 関 浩一 on 2015年4月8日

 

赤ラベルを代表に30年40年経ったギターは、ほとんどの場合まともに使える物は無いんですが、ネックの折れ・修正や、捻じれ・反り・指板も減り・フレットの残量等の問題は無く、トラスロッドにも余裕があり、問題はメタボのみの状態でした。

古いギターのほとんどが生活習慣病に侵されて、メタボリックシンドロームになっているギターで、その生活習慣病治療は、ここ最近僕の得意分野!

メタボを修正手術の方法は、私独自で開発した実用新案特許でも出そうかと思っている方法で、

ボディートップの木やその補強材の塗装も痛める事無く、そして確実な方法です。

残念ながら皆様に公開は出来ませんが。。。ほとんどの場合治療する事が出来ますよ~!!!

メタボで困っている人はいつでもご相談下さい!治せる確率は90%以上です。

 

このFG-140もしっかりメタボで、生まれた1969年時に若返りさせてから、更に生まれた時

よりも弦高を下げて、弾き易いCIKカスタムショップ仕様に仕上げます。

 

まずは、フレットシェーパー作業から。。。

フレットの打ち込み不均一を確かめ、浮いている場合は指板に打ち込んでやります。

その後フレットヘッドを均等に削りながら、フレットの高さを削って調整します。

その次は、フレット専用ヤスリでRを付けながら一本一本丁寧に研磨します。

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それが終わったら、サンドペーパーで削り傷を滑らかにするために、400#-1000#とより細かく

して、最後は、コンパウンドで鏡面仕上げ!

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どうです???綺麗に仕上がりました!これをしっかりやらないと、チョーキングが滑らかには

出来ません!(^_^;)

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続いて、指板やフレットの手垢や汚れを除去し、カルバナオイル配合のオレンジオイルを塗布

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指板によ~く擦り込んでやり暫くしてから拭き取ってやる。そして弦を張って12フレット6弦で3.0mmに!5.0mm以上あったのがこれですよ!!!どうだ!

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ブリッジも削る無く、サドルも少しだけ削って3.0mm以上残して、弦高調整出来ました!!!

やった!(^_^;)b

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最後は、必ず緩んでいるぺグを増し締め&給油して、ペグのトルク調整等をして終了。

 

 

付属品:ハードケース

ご購入希望の方は、こちら

 

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