GIBSON CUSTOM SHOP Historic Collection 1956 Les Paul /ギブソン カスタムショップ レスポール P-90 ¥278,000

Posted by 関 浩一 on 2014年10月16日

フレットシェーパー・CIKカスタムショップ作業画像です。

ギターの命は、フレットで決まる!とは私の格言ですが、ホントそうなんです。。。

ブリッジやトラスロッドは素人でも簡単に調整出来ますが、フレットを22本のフレット全て1弦から6弦まで1本1本高さをを微妙に調整なんて出来ませんよね~。。。

フレットは山が多い程、弾き易くて良いギター。。。✖

フレットを新品に交換すれば、弾き易くなる。。。✖

フレットを新品に交換すれば、弾き易きなる。。。✖

フレットは新品時より、擦り減った0.8mm~1.0mm位が一番弾き易い。。。〇

ギターはフレットの摺合せをすれば、弦高を低く抑えられ劇的に弾き易くなる。。。〇

 

ちなみに、フレットが減っているからと楽器屋さんにお願いしたら恐らくフレットの山が1.0mm以上有るのにも拘わらず交換を進められます。。。(フレットの摺合せをする職人が居なくなった&儲からないから・・・失礼!)

ギブソンなんかは、フレット高1.4mm以上有るやつが有りますから、1.0mmの有れば充分どころかむしろ弾き易いのです。そればかりかフレットの打ち込みが均等で無いと1フレット1フレット高さが違い、0.1mm違っただけでもビビりや音詰まりを起こしてしまいますから、そんな事より大切なのは22あるフレットの高低差を無くすことです。。。

 

まずは、トラスロッドをフラットあるいは、テンションを掛けた状態のネックの反り状態に限りなく近づける様に調整します。そしてマスキングをしてから各22にフレットがフラットになるようにフレットシェーパー作業。

IMG_5615

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フレットが均等に削れ、頭がそろった所で次は、フレット専用ヤスリでRを付けてやります。

ギブソンのヒスコレは、ヤマハのSGなどと同様に太いワイドフレットが使われていて、ベース用のフレットヤスリを使います。。。

IMG_5616

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は、#800~#1200のサンドペーパーで削りケバの綺麗に落としてから、金属用コンパウンドで鏡面仕上げ。。。これが大変。。。(-_-;)指と肩が。。。

IMG_5618

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうですか?ピッカピカ!!!これで、チョーキングもスムーズになり弦高を究極的に下げられます。。。

IMG_5621

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕上げは、指板をクリーニングののち指板の保護とフレットの防錆効果の高いビーズワックスとカルナバワックス配合の、オレンジオイルを塗布して擦り込んでしばらく浸み込ませのちに拭き取ってやれば、指板メンテはバッチリです。。

 

IMG_5628

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

付属品:ハードケース付き

ご購入希望の方は、こちら

 

ギブソンレスポール 56ヒスコレGTでのチャー動画

 

 

YouTube投稿動画

Pages: 1 2

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です