ギブソン/Gibson Les Paul Standard EB ナッシュビル製 CIKカスタムショップ仕上済 198,000円

Posted by 関 浩一 on 2014年10月1日

指板にマスキングしてフレット研磨に入ります。

新品時1,4mmでギブソンはとっても弾きにくいので研磨して減った一番低いところで、1.2mm~1.3mmのフレット高。。。実はこれ位の高さが弾き易いしフレット音痴になり難いですよ~。。プロは新品を買って直ぐこの擦り合わせで0,4mmも削り1,0mmにフレット高を下げる方もいるそうです。。。トラスロッドを調整し、真っ直ぐにしてからの作業に入ります。。。これがとても大切です。

ネックのフレットを出来るだけ垂直にしてから、フレットシェイプ作業・・・ただ削れば良いってもんじゃ有りませんよ。。。力を掛けずに研磨しながらフレットの高さが違っている所を見つけ、微妙な力加減で摺合せを進めます。。。これがCIKカスタムショップの要作業です。

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摩耗部分と各22フレットが均等に、シェイプされた所でフレットヤスリで一本づつRを丁寧に付けて行きます。。。

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フレットヤスリで全てのフレットのR加工作業が終わったら、次はサンドペーパーで#800~#1000~#1200で凹凸を無くし、最後に金属研磨剤で鏡面仕上げ・・・いつも言いますが、肩が凝る~。。。

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どう?綺麗にフレットが鏡みたいに綺麗に仕上がりましたよ!チョ―キング時のフレットの滑りはバッチリ!そしてマスキングを外して、指板を乾燥から保護するオレンジオイルとフレットの金属の保護ワックスは金属の腐食から守ってくれます。。。

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とっても、弾き易いレスポールが仕上がりました!!!これだけ手入れしてやれば、またこれからも長持ちしますね~。。。

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